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Corvidae and Team Garden Birds カラス科とチームガーデンバード

British and Japanese Wildlife Photo Blog カラス科の鳥やイギリス・日本のワイルドライフ(時にはヒューマンライフも)を写真で紹介
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旅立ちは近い ヨーロッパコマドリ

Before They Disperse, ~ Robin



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Robin ~ ヨーロッパコマドリ (生息地:森林地帯の境目、やぶ、ガーデン)

ヨーロッパコマドリは9月には親子、夫婦もそれぞれ別々の道を行きます。 分散を前に、今現在何個体いるのか、わかる範囲で調べてみました。

1枚目はCaptain Robinではないかと思われます。 
2枚目はLady Robin 親鳥はどちらも今頭の毛が薄くなっています。
3枚目、早朝フィーダーの近くにいつも最初に現れる個体。今年の春に生まれた若鳥か?  左右両方の目の周りにかすかに生え換わっていない部分が残っている。
4枚目も春の子か? (以上4枚、9月4日撮影)
5枚目(下)は夏になってからガーデンに現れた若鳥でしょう。 頭にはまだ半分以上幼鳥の羽が残っています。 (9月3日撮影)

複数のRobinが見れるのは家族単位で、それ以外の鳥が縄張り内に入ってくれば全て侵入者として追い払われます。 オレンジ色の胸が見えたらもう大人。 子供はやがて分散し、秋にはCaptain Robin もLady Robin と離婚! オスもメスも独立した縄張りを一時的に持つのです。 だからイギリスでは8月の終わりころからまたRobinのさえずりが聞こえ始めています。  最後にこのガーデンに残るのはどのRobinか? その時には皆新しい羽根に生え換わり、区別するのは難しいでしょう。 



20100904-robin ヨーロッパコマドリ 88   

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ガーデン・スーパーモデル Robin

Strike a Pose ~ Robin

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♪ さあ、ショーのオープニングを飾るFirst FaceはLady Robin。 ストリートファッションをガーデン風にアレンジ。 羽をラフにおとして夏らしくさわやかに変身 ♪~♪
(☆抜け変わる時期で羽が少ないのです)


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♪♪ クロップド尾羽の効果で空気を少し含んでふわっとさせると、まるでチュチュをはいているみたい。 これでヒップダンスなんて踊ったらとてもセクシーよね! スラっと伸びた長めの足も、とてもキュートです ♪♪~♪ 
(☆尾羽が完全に抜け落ちました)


20100809-robin ヨーロッパコマドリ 84 

♪♪♪ さあ続いてキッズファッション。 見て、このポーズ。 大人顔まけよ~! 足の出し方と言い、 首の傾き加減と言い、 カメラを意識しているの? すでにモデル立ちを完全にマスター。 将来が期待されるガーデン・スーパーモデルのたまごです ♪♪♪


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♪♪ まだお父さんやお母さんのようにオレンジ色の胸のマークはありませんが、間違ってよその縄張りに迷い込んでもこれなら攻撃される心配はありません。 少し地味だけど子供は安全第一なのよ ♪♪
(☆巣立ってから約3週間のうちにひとり立ちするようになりますが、まだこの時点ではオレンジのマークはありません)


20100809-robin ヨーロッパコマドリ 86 

♪♪ 今度はお父さんとツーショット。 イクダンのCaptain Robinはちょっとお疲れ気味で少しだけ色あせていますが、尾羽はまだ残っています。 何だかお子様は物欲しげなまなざしですね。 でも最近のお父さんすぐにはご褒美をくれないんです。 (☆一緒にいると、知らない人は同じ鳥だとはわからないでしょうね。 ☆☆オレンジ色の胸は侵入者が来た時、縄張りを主張するために重要な役割を果たすのです。 ♪ Captain Robinののど自慢 ♪ の記事でもそう歌っています♪♪~♪)



♪ 最後に子供から大人にさしかかる若鳥のファッション。 ”オペラ座の怪人” 風に仮面を付けての登場よ。 この時期だけに見られる斬新なデザインで、 ”もうすぐ大人Robin” を強調しました ♪~♪  
(☆さらに1~2カ月のうちに大人の羽に生え変わるので、下の写真は春先に生まれた若鳥かと思われます) 
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♪ 皆さんはどのファッションがお気に入りかしら? 





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ヨーロッパコマドリ ファミリー

Mr. and Mrs. Robin

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22 July, 2010



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19 July, 2010



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23 July, 2010



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24 July, 2010

Robin ~ ヨーロッパコマドリ (平均寿命:2~3年 最長記録:8年4カ月)

寿命が2年なんて言ったら、私がここに来た時のRobinと今のRobinは違う個体? いや、絶対同じだと思うけど少なくとも去年のRobinとは同じだと信じています。 

1枚目がCaptain Robin、 その2分後に2枚目Lady Robinを撮影。 光源はまったく同じですが、背景が変わり、シャッタースピードが1/320秒(たぶん置物の明るい色のせいで?)から1/250秒にオートで変わってしまって、Lady Robinの色がほんの少し薄く見えます。 尾羽が1枚目の写真と比べて少ないように見えませんか? だんだん羽が抜けてくるこの時期は親鳥の写真を撮るのは酷なこと。 でも頭の地肌が見えてないからまだ大丈夫。 これくらい形が違えばオス、メス区別がつくのですがね。

(余談ですが、私、鳥のこと何も知らなくてイギリスに来てからこの時期、毛が抜けてしまった鳥をよく見かけ、 ”みんな皮膚病にかかってしまったのか、鳥インフルエンザなのか?” と本気で思っていたのです。 このガーデンに関して言えば、鳥が葉っぱの陰に隠れて姿を見せない本当の理由はみじめな姿をマネージャーに写真に撮られたくないからなのです。)

幼鳥は1羽以上はいるようですが、 まとまって親の後をついて回る姿が見られないのではっきりわかりません。 別々に出没したところを何とか撮影してみました。 5枚目だけ胸のオレンジ色がだんだん見えてきています。  

去年、一昨年は親子ツーショットを撮影できたのですが、今年はダメでした。 下の写真、 私の思い描いたショット(バードバスの上で給餌する)です。 太った雛に、痩せこけた親鳥。 この目の下の皺は絶対Captain Robinですよね。(くどい!) 
20100727-robin ヨーロッパコマドリ 80
June, 2008 





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ヨーロッパコマドリの思いっきり水浴び

Drinking water is not enough ~ Robin


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昨日から気温がグーンと上がり去年の夏以来の20度越えです。 20度前後というのは人間にとっては1番過ごしやすい温度のようですが、 鳥たちにとってはアッチくってたまらないでしょうね。 そうなると変化が見られるのがバードバスにやってくる鳥たちの頻度。 水飲みだけでなく浴びる回数も増えてくるので、 途中で水を足したりします。 

ブラシをかけて掃除し、水を入れたり補充したりすると真っ先にやって来るのが、 Captain Robin。 イチローと同じで1番風呂が好きなのかな? こういうの見てると、 私もRobin サイズになってバードバスに入ってみたくなりますよ。

これは窓からいつも見ているのとは反対側にまわり、 ガーデン用のゴミ箱に隠れて・・・・・・・なんてやりません。 ゴミ箱を並べて伸びすぎた木の枝を適当に切ってカメラの前にぶら下げ、私は90%くらい隠れての撮影。 Captain Robin は私がどこに隠れているか全部お見通しですが、カラス科の鳥や、思いもよらない鳥が来たりする時は少しでも見えないほうがベターなものですから。 それにしても 




本当に気持ち良さそうで!




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ヨーロッパコマドリのハンティングスタイル

Captain Robin's Hunting Style


Perch

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And Get Back

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もっと厳密に言うと








Perch

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Fly Down And Get

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Back

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Robin ~ ヨーロッパコマドリ (大きさ:14cm 重さ:18g)

Captain Robin のハンティングスタイルは フィーダーのエサをつつくことだけではありません。 主食は昆虫。 地上1~1.5mくらいの高さの枝にとまり、まず地面の上をよ~く見渡します。 お目当ての獲物を見つけると飛び降りて捕まえ、また木の上に戻ります。 その飛び降りてから戻るまでが ”あっ” という間。 その時は大抵くちばしにゲットした昆虫をくわえていますが、 なかったらこりゃ失敗ですね。 

もう1つのスタイルは地面の上をあちこち動き回り足を使って獲物を探し出す方法。 今は枝の上から飛び降りるスタイルの方がよく見られます。

下の写真は地面を歩きまわっている時に撮影したものですが、嘴を拡大してみると何種類かの昆虫をくわえているように見えませんか? たくさん捕まえるにはこちらのスタイルの方が効果的ですね。


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